【随時更新】Tychoにハマった人向け。IDM(インテリジェント・ダンス・ミュージック)ディスクガイド
まず、「Tycho」とは、奇跡であり、アンビエント・エレクトロがたどり着いた奇蹟である。 百聞は一見にしかず。まず曲を聞いてほしい まずは1st、「Dive」というアルバムを聴いていただきたい https://open.spotify.com/album/3I3PmRvn5iFY8i6zzvEcci どうだろうか。全曲がアップテンポで、4つ打ちのリズムがあり、どこかシューゲイザーっぽく、ポジティヴな上向きさを持った音の選択に裏付けられたアンビエントの塊である。 とにかく、この手の音を出すアーティストは他には珍しいのだ。 彼の後身フォロワーも居るわけではない。彼にしか出せない音作りだ。 Tychoヘッズたちは彼の新しいアルバムを待ち続け、その音を待ちわびている。 今年の2月末に出た新譜は、彼のヘッズを熱狂させた。 だが、それだけでは足りない。Tychoっぽくなくとも、もっとヨサゲなアーティストはこの世にいないのだろうか?そう思うヘッズも多いはずだ。 しかし、IDMというジャンルをDIGっても、「違う、合わない、これじゃない」という感覚が我々を苛む。 IDMを多く占める音作り、それはエイフェックス・ツインやモグワイ の ような静かすぎる音だ。それは、Tychoとは決定的に違うのだ。 2020年現在、決定的にTychoに類するアーティストは居ない。だが、近いフィーリングを持った存在。それらを紹介していきたい。 ただ、ボーカル付きになると現代シューゲイザーを挙げざるを得なくなったり、マスロックや他のジャンルにまで伝染する。 あくまでインストIDMの範疇で紹介しよう。 レコメンドは得意じゃないので、文章より君の耳で確かめてほしい。 1. μ-Ziq https://www.youtube.com/watch?v=u7V-Kl2bUz4 まぁ、Tychoに影響を与えたのは彼だろう。 アップテンポで、独特のRhythmがあり、独特の音の選択をする。 ものすごく近いフィーリングを彼に抱くはずだ。 ただ、走り気味のドラムがスタタタタッと鳴るのがTychoっぽくはない。 だが、ジワーンという音が、Tychoっぽさを掻き立てられるのも事実である。