一人暮らし生活12日目 クリエイターの本音にようこそ!

 

日本中がニート化すれば状況はひっくり返るでしょう。上がりを決め込んだおっさん達の方が泡食って頭を下げてくるって。 ~滝沢朗(東のエデン 6話)~


この間の衆院選。自民党大勝が確定した時。アベマTVの選挙速報特番で、亀井静香がゲストとして呼ばれていた。
亀井静香は、開口一番に「日本はもう終わっとる」と、口火を切った。
皇室への不満。自民党の大勝への不満。民意への不満を顕にしていた。

しかし亀井静香は、ひろゆき達 弁の立つコメンテーターにツッコマレまくれ、番組の演出的にも馬鹿にされまくれ、終始矛盾点を突かれてはシドロモドロだったが、たしかに彼の指摘する現代日本の変容っぷりには「気持ちは分かる!」と共感の念を感じずには得なかった。
亀井静香の古臭い昭和のオジサンの論理は、この世界について行けなくなった、落語者の僕にはとても分かるのだ。

亀井静香が指摘する通り、あの衆院選以来、日本は変わってしまったと思う。
そして、これからの日本の格差社会は大きな分断を呈するだろう。

ところで、僕は社会派モノが好きだ。
文学でいえば、村上春樹よりも遥かに社会派たる村上龍が僕の思考のベースを作った。
(この本を10代後半で読んだ時は脳内で革命的な何かが起こった。思考の方向性が大きく変わった。)

漫画でいえば、かわぐちかいじ作品や、ゴルゴ13が大好きだ。
ハルヒよりギアスだ。

だから僕も、そういう作品の末席に加わるような物語を作りたくて仕方がないのだ。
これが僕の創作への初期衝動である。

だから、今回の「日本が大きく変わる」節目に、一言モノ申すような物語力は無いのかと、必死に頭を働かせている。
一言だけ、一言だけでいい。カウンターを世間に投げかけたい。俺が動くべき時は今なのかもしれない。そんな誇大妄想を膨らませ続けているが、何も上手く思いつくものがない。

そういうふうに頭をウンウンとしているうちに、速すぎる世界の流れに置いていかれる。
たとえば、アニメ「エイティシックス」だったり、「ルパン三世part6」だったり。僕よりも聡明な物語が紡がれ、取り残される。自分がやりたかったことを先にやられる。
クリエイターにとって、やりたいことを先取りされることは、屈辱でしかない。


このまま負けて帰るわけにはいかん。
何も遺せぬまま死ぬ人生なんて考えられない。
しかし、恐ろしいほどに初期衝動は消えてしまっている。
創作への情熱も風前の灯火か。
自分を疑い始めたら、どうしようもない無力感に苛まれる。
今日もペンタブを握らず、布団のなかで虚無につつまれていた。
「俺、なんで漫画家なんてなりたいと思ったんだろう。」



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