一人暮らし生活30日目 かつて「2013年」という年があった。
今日は一日家にいたので、ゆゆ式を全部いっきに観た。
最終話の海に行ってはしゃいで帰るシーンが切なかった。
その感触は、中学生だった頃行った大型市民流れるプールで、午後になって、日がだんだん西に寄ってくる時に、浮き輪に乗ってただ空を見上げて流されてた時の感覚に似ていた。
もしもゆゆ式2期があるとするなら、この最終話の、眩いほどのハレーションを越えなくてはならない。
「青春」において、極めて特異で、極めて爽快な、「友達と海水浴に行く」という、異例なシチュエーションを投入することによって、TVアニメゆゆ式は、またとないカタルシスをハツラツし、終わった。
これを超えるアイデアを提出するのは、本当に難しいだろう。
マネタイズを度外視したら、それゆえに2期が難しいのかもしれない。かおり監督の感覚的にも。
観終えた時のゆゆ式ロスが苦しい。だけど12巻読んで心を落ち着かせる。
きららファンタジアも久々に起動してみて、ゆゆ式パで遊んで見るのもよい。
情報処理部は友達以上恋人未満だね。やっぱりギリギリアッチ系だよね。
でもな~ふみおかが尊い。
そう。
2013年。ゆゆ式アニメ化した偉大な年。
それはぼくの中でも革命的な年だった。
高校中退後のモラトリアム最後の年だったし。
ベストヒットUSAで最新洋楽シーンに興味が湧いて、アヴィーチー、イマジンドラゴンズ、THE 1975のブームを直撃で味わったし。
TVでゾンビランドを観て、その面白さに驚愕して、映画館にも通い始め、駅前ツタヤさんで邦楽CDのみならず洋画DVDも借りあさってたし。
バンドアパートの「夜の向こうへ」(人生の心のベストテン)に感動してライブ行ったし。
村上龍や伊藤計劃の小説読んで考え方にも惹かれたりしたし。
翌年の再放送でハマったけど、テレ東深夜ドラマ「まほろ駅前多田便利軒」が放映されてたし。
声優、種田梨沙さんの全盛期に心震えたし。
なんか高校野球も観に行ったし。
仲いいと思っていたはずの相互から理不尽なブロックされることもなかったし。
ぼくの顔の肌がさらっさらで可愛かったし(自賛)。
思春期が終わり、視野が爆発的に広がった年だったと思う。
同年、やなせたかしが逝く間際「こんな面白い時代はねえよ」って言ってたのも同感する。
ぼくが将来バンドを組んでいたらスマッシング・パンプキンズみたいに「2013」って曲を出すよ。
だが過去には戻れない。
今はクソだ。なにもかもが。飼い猫はもう死んだ。いとこも死んだ。もう友達とも合う回数が減って、会うたびに共通の話題がなくて気まずくなるだけだ。ネットに帰れば非人道なSNSの匿名の狂気に襲われる。
もう帰れねえんだ。あのプールでの浮遊感。2013年の輝き。
クソだ。
クソだ。
クソだ。
クソだ。
クソだ。
だけど、それでも俺は明日が欲しい。
明日はよくなる。どれだけ時間がかかろうと、人は幸せを求めるから・・・。
ああ、夏の海水浴に行きたい。
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